悲願の学生フォーミュラに参加し車検とアドバイスを受けました (1)
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今日は、電気電子工学科の高木です。
2021年度から、学生フォーミュラを目指してきましたが、ついに、ついに、悲願の学生フォーミュラに参加することができました。9月5日から開催された学生フォーミュラ2022で、4日目の9月4日にEVプロジェクトメンバー15名とFA(Faculty adviser)の高木が登録メンバーとして参加しました。また、当日は、車体フレーム製作を依頼している(株)双新電子の笹田代表取締役に車体フレームを搬入していただき、キャラバン車、車体を乗せる台車、テーブル、チェアも御提供いただきました。
2021年から始まった戦略的教育プロジェック「AIデジタル設計・新材料活用モノ作り教育プログラム」(EVプロジェクトⅡ)で、学生フォーミュラの本戦参加を目指してきました。開発体制を、車体フレーム班とパワートレイン班を一体化した新しい組織で、本戦参加目指してきました。昨年の4月から始めた車体フレームの設計は約1年3カ月かけて完成し、7月中旬に外部企業の双新電子さんに製作を依頼しました。
車体製作と同時に、静的(書類)審査を提出してきましたが、最終提出した等価構造計算書(SES)、電装システムフォーム(ESF)に不備が残ってしまいました。このため、大会事務局から実走はできないが、車検とアドバイスが受けられるという連絡を受けました。そこで、プロジェクトメンバー15名と高木で現地参加し、車検を受けるとともに、他大学の車両を調査することにしました。車検のみへの参加ではありましたが、電装担当は夏の一斉休暇中も毎日大学に出て回路の完成度を高め、車体フレーム担当は双新電子さんとの打合せと図面修正を繰り返しました。
あわただしく迎えた出発の前日、9月8日には参加予定者全員が抗原検査キットを使って、コロナ感性への陰性を確認しました。また、コロナ対策用のソフト Global safe をスマホにインストールしました。リーダの碇山さんと高木は、9月9日の車体受入れが早いため、9月8日の夕方に静岡県のエコパに向けて出発しました。他のメンバーは9月9日の6時半に八王子みなみ野駅ロータリーに集合し、小型バスに乗車して現地で合流することなりました。さあ、明日はいよいよ現地車検です。