(株)共創様からリチウムイオン電子 約200個を提供いただきました
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今日は、電気電子工学科の高木です。
2022年の学生フォーミュラに向けて、新体制で車体の製作を進めています。学生フォーミュラでは、協賛メーカのご好意により、主要部品の無償提供の制度があります。提供いただいている部品は、他の大学チームでも使われている実績のあるパールです。また、学生フォーミュラ用のEVを車体、電装系、モータ系とゼロから作り始めると、どんなにコストダウンしても100万円を優に超える予算の必要です。限られた予算で高性能な車体を製作するため、こうしたパーツの活用を検討してきました。
電気自動車の駆動系で重要なのは、電力を蓄えるバッテリと車輪を駆動するモータとインバータ回路です。これまでの検討から、モータの電圧を400Vとし、1個3.8 VのLiイオン蓄電池約200個を直並列に方式で設計をすすめてきました。同時に、無償の申請をしてきました。この結果、図(a)に示すような(株)共創様から200個のLiイオン蓄電池を提供いただけるとこになりました。
蓄電池の電気的な構成と使用部品が決まったことから、蓄電池を入れるアキュムレータの機械的構造も、図(b)のように決まりました。また、EVプロジェクトメンバーは、ご提供いただいたLiイオン蓄電池を直へ入れるに接続する製作に入りました。
2022年学生フォーミュラ本戦に向け、計画を修正しながら、着実に設計・製作を進めていきます。