(株)共創様からリチウムイオン電子 約200個を提供いただきました

| 投稿者: プロジェクトEVスタッフ

 今日は、電気電子工学科の高木です。
 2022年の学生フォーミュラに向けて、新体制で車体の製作を進めています。学生フォーミュラでは、協賛メーカのご好意により、主要部品の無償提供の制度があります。提供いただいている部品は、他の大学チームでも使われている実績のあるパールです。また、学生フォーミュラ用のEVを車体、電装系、モータ系とゼロから作り始めると、どんなにコストダウンしても100万円を優に超える予算の必要です。限られた予算で高性能な車体を製作するため、こうしたパーツの活用を検討してきました。

 電気自動車の駆動系で重要なのは、電力を蓄えるバッテリと車輪を駆動するモータとインバータ回路です。これまでの検討から、モータの電圧を400Vとし、13.8 VLiイオン蓄電池約200個を直並列に方式で設計をすすめてきました。同時に、無償の申請をしてきました。この結果、図(a)に示すような(株)共創様から200個のLiイオン蓄電池を提供いただけるとこになりました。

蓄電池の電気的な構成と使用部品が決まったことから、蓄電池を入れるアキュムレータの機械的構造も、図(b)のように決まりました。また、EVプロジェクトメンバーは、ご提供いただいたLiイオン蓄電池を直へ入れるに接続する製作に入りました。

 2022年学生フォーミュラ本戦に向け、計画を修正しながら、着実に設計・製作を進めていきます。

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新たな体制で学生フォーミュラ2022 本戦出場を目指します

| 投稿者: プロジェクトEVスタッフ

 今日は、電気電子工学科の高木です。
 20224月となりました。3月までEVプロジェクトのリーダとして、メンバーを引っ張ってきてくれた塚田君は卒業しました。これまで、前年の10月頃にリーダ交代をしてきましたが、車体フレームを発注するまでということで塚田君にリーダをお願いしてきました。機械工学科と電気電子工学科の学生が一体で活動して学生フォーミュラを目指せるようになり、車体フレームの進んだのは、塚田君のおかげです。改めて感謝の意を表します。

 塚田君の後任としてリーダになったのは、電気電子工学科4年生の碇山君です。彼は1年生からEVプロジェクトに加わり、2019年に参加した袖ヶ浦レースでは1年生でありながらドライバーとして活躍してくれました。その後も、EVプロジェクトで精力的に活動してきてくました。今後の活躍に期待しています。

 碇山君がリーダとなって最初の全体会を、44日に開催しました。現在、コロナ感染は少し落ち着いていますが、今後の動向は分かりません。また、学科と学年により時間が異なるため、自宅からの参加を希望する学生もいます。このまま、ミーティングは対面とオンラインを組み合わせたハイブリッド開催を継続します。

メンバー間で作業を割り振り、車体フレームと電送回路の設計と試作を並行して進めていますが、車体フレームが遅れています。一刻も早く車体設計が終わり、製作依頼を出せれば良いのだか・・・というのが切なる願いです。

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