3度目のエントリーで学生フォーミュラ本戦参加を目指します

| 投稿者: プロジェクトEVスタッフ

 今日は、電気電子工学科の高木です。
 初めて学生フォーミュラへの登録をしたのは、2020年1月のことでした。この年は、エントリーするのが遅かったこともあり、Waitingリストで出場の順番待ちとなっていました。出場の可能性もあると考え、等価構造書設計書の作成などに取り組んでいるうちに、新型コロナウイルスに伴う緊急事態で、大会自体が中止となってしまいました。

 2021年は前年度の反省を受けて、受付開始とともに申し込みを行い、EV部門の12番目にエントリーされました。コロナ禍で活動が思うように進まず、新入生も加入少ない状況が続きましたが、等価構造設計書やFMEAなどの静的審査書類の提出は続けました。最終的に本戦はは中止となりましたが、静的審査には参加して貴重なアドバイスをいただきました。また、エントリーしたことで、神奈川大学さんなどとの交流やフォーミュラ用に提供される部品申請もできるようになりました。

 そして、202221日には受付時間とともに申込みを入力し、EV部門の13位にエントリーされました。昨年から、機械工学科と電気電子工学科が一体となって取り組んできた車体設計も形が見えてきました。今年こそは静的審査、シェイクダウンをクリアして、何とか本戦参加を果たしたいと、決意を新にしました。

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溶接パイプフレームの図面が完成しました

| 投稿者: プロジェクトEVスタッフ

 今日は、電気電子工学科の高木です。
 4月から2022年の学生フォーミュラ本戦出場を目指し、車体フレーム、パワートレイン、カウルが合同で活動を始めました。活動方針を決め、7月から始めた車体設計は、ブレーキ、サスペンション、ステアリング、減速機・アップライト、コックピット、バッテリボックスの主要パーツに分かれ、設計を進めてきました。

 11月中旬に主要パーツの設計が終わり、購入品リストも完成したことから、昨年度の図面も参考にこれらの中心となる溶接パイプフレームの設計に入りました。2022年学生フォーミュラ用EVでは、昨年度に比べてモータ容量を高めたことから大容量のバッテリが必要となりました。このため、コックピットの後ろが大きくなっている設計となっています。

 次のステップでは、このフレームに主要部品を取り付ける構造の検討と、サスペンションに対する強度計算を行います。こうした設計には少なくとも1ヶ月半はかりそうですが、機械工学科のメンバーの頑張りにより1ヶ月ぐらいで完成することに期待しています。

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