東京工科大学電気自動車チェレンジ PROJECT EV BLOG

東京工科大学電気自動車チェレンジ PROJECT EV BLOG 東京工科大学

« 三密避けてマスクつけてEVプロジェクトの活動を再開しました | トップページ | 4輪独立駆動の機械部品を図面化、コーオプ実習先の菊池製作所さんに製作を依頼 »

EVプロジェクト1号機の4輪独立駆動化に再チャレンジ!

2020年8月31日 (月) | 固定リンク 投稿者: プロジェクトEVスタッフ

 こんにちは、電気電子工学科の高木です。
 昨年末から始めた1号機の4輪独立駆動への改造は、コロナ禍でEVプロジェクトの活動が休止していため、中断していました。8月からEVプロジェクトが再開されたことに伴い、4輪独立駆動化の改造を再開しました。

 EVプロジェクトで試作した1号機は、昨年9月に実走が可能となり、工学部学生へのお披露目会、試乗会を行いました。この時は、後輪2輪のそれぞれをモータで駆動し、時速20km程度で走行しました。当初の計画では、前後4輪での駆動を目標としており、前輪へのモータと駆動用インバータの組付け、電装系の改良により4輪駆動化を目指していました。

 2020年に入っての新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、EVプロジェクトも活動を停止しました。しかしながら、緊急事態宣言が解除された6月から活動再開に向けた準備を始め、8月の始めに2020年度1回目の活動を行いました。

 来年度に参加予定の学生フォーミュラでは、4輪独立駆動のパワートレインを採用する予定です。1号機のモータ定格が1台200Wであるのに対し、2号機のモータは1台2kWを予定していますが、電装回路、4輪制御ソフトは基本的に同じです。1号機の4輪駆動で得られる設計手法、安全対策、制御手法、ソフトなどはそのまま2号機にも使えます。また、実際に走行させることで、実走でのパワーデバイスやインバータ回路への負担も洗い出すことができます。

 卒業課題の発表が終わった8月後半、機械工学科と電気電子工学科の4年生に協力してもらい、4輪駆動化に必要な機械部品の図面を作成しました。機械加工メーカで製作してもらい、ステアリング廻りを組み上げ、4輪駆動化に向けた活動を本格化させます。

Dsc_0322

« 三密避けてマスクつけてEVプロジェクトの活動を再開しました | トップページ | 4輪独立駆動の機械部品を図面化、コーオプ実習先の菊池製作所さんに製作を依頼 »

カレンダーCALENDAR
2020年9月
日 月 火 水 木 金 土
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

カテゴリーカテゴリーCATEGORY

最近の投稿RECENT ENTRIES

  • 4輪独立駆動の機械部品を図面化、コーオプ実習先の菊池製作所さんに製作を依頼
  • EVプロジェクト1号機の4輪独立駆動化に再チャレンジ!
  • 三密避けてマスクつけてEVプロジェクトの活動を再開しました
  • 学生フォーミュラに向けて等価構造計算を提出しました
  • 学生フォーミュラへの第1歩。1月21日にエントリー入力を終えました
  • 12月16日に全体会を開催し、学生フォーミュラへの参加を決めました
  • #1号機の4輪駆動化を進めています
  • 新人歓迎とご苦労さん会を兼ねた懇親会(10月7日)を開催しました
  • 試作1号機が完成、お披露目会・試乗会を開催(9月25日)
  • 試作第1号機、無事バッテリー駆動で疾走
 
(C)Tokyo University of Technology All rights reserved.