学生フォーミュラに向けて等価構造計算を提出しました

| 投稿者: プロジェクトEVスタッフ

 こんにちは、電気電子工学科の高木です。
 電気自動車(EV)プロジェクトは、来年度の学生フォーミュラ参加を目指しています。313日が、車体フレームとバッテリー・ボックスの構造設計をまとめた等価構造設計書の提出期限となっていました。機械工学科4年生の古畑君を中心に車体フレームの設計を、電気電子工学科3年の今井君を中心にバッテリー・ボックスの設計を進めました。提出締め切りの559秒前に、無事に等価構造設計書を提出することができました。

 2017年度から始まったEVプロジェクトは、23年目にエコデンレースに参加し、4年目の最終年度には学生フォーミュラに参加する計画で進めています。121日に大会へのエントリを行い、215日には、電気安全の責任者(教員)とリーダ、安全教育・対策の実施内容についての報告書を提出しました。 

 ここまでは、大きなハードルではありませんでしたが、313日の等価構造設計書では、バッテリー・ボックスを含む車体フレームの強度計算を、構造図面の提出が要求されていました。作成には着手したものの、検討項目の多さと今回が始めの作成であることから、要求されているエクセルシートを埋める作業は、困難な作業となりました。

 春休みに入ってからも作成を続け、最終的には、12日に4名のメンバが徹夜で作業を行うところまで追い込まれました。彼らの頑張りのおかげで、13日の13:45分に車体フレームとバッテリー・ボックスの構造設計書を合体させ、期限の14:00までに提出できました。

 等価構造設計書はハードルが高かったようで、20チームが提出を諦めたようです。提出する前に、Waitingリストの12番だった順位は5番まで上がりました。次は51114:00までに、電気システムフォームと故障モード影響度解析を提出することが設定されています。今回と同様、最後まで諦めずに乗り切り、9月のレース出場を目指します。

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