3次元CADでオリジナル1号機用カウルを設計しました
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こんにちは、電気電子工学科の高木です。レース参加で中断していたオリジナル1号機の完成を目指し、カウル、車体フレーム、パワートレインともに活動を再開しています。今回は、カウルの取り組みについて紹介します。
昨年10月のEVレースでは、3次元CADで設計したカウルを製作し、車体に取り付けてレースに参加しました。この時は、車体サイズのカウルを作る始めての試みだったため、設計方法、下地型の製作方法、塗装方法など試行錯誤の連続でした。始めての試みにもかかわらず、応用化学科の須磨岡先生の離れ技により、レース前日に見栄えの良いカウルを完成してくださいました。
EVレース用のカウルでは、レースまでに製作することを優先し、曲線部がほとんどなく製作が容易な形状としました。今回は、前回のレース用カウルの経験を活かし、EVの走行性能に関連する空気抵抗や重さ、デザイン性にも配慮することができます。
オリジナル1号機を目指し、車体フレームとパワートレインが動き始めたことを受け、3年生の平山君がカウルの1次案を設計してくれました。平山君はパワートレイン班のリーダでもありますが、3次元CADの操作スキルが高く、前回のカウル製作でも大活躍しています。今回の設計では、機能性やデザインは十分には考慮していませんが、まずは見える形にして皆さんの考えを反映させていきます。
これで、カウル、車体フレーム、パワートレインの3グループが本格的に活動を始めました。全体スケジュールをキープし、6月オープンキャンパスまでの完成を目指します。