完成したサスペンションでモータとタイヤを回転させました
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こんにちは、電気電子工学科の高木です。
レース参加で中断していたオリジナル1号機の完成を目指し、カウル、車体フレーム、パワートレインともに活動を再開しています。今回は、車体フレームの取り組みについて紹介します。
2018年の6月に、モータの回転数を4対1に減速するギアーが完成し、軽自動車のタイヤを回転させました。車体フレームとパワートレインが共同で製作しただけに、メンバーの喜びは大きいものでした。この時のようすは、2019年6月19日のブログで紹介しています。ただ、この時のモータはカットした4本のパイプに仮止めされており、サスペンション機能はありませんでした。
その後、車体フレーム班で、サスペンションの設計を行い、機械加工と組み立てを続けてきました。車体フレーム班の頑張りで、2月に入ってサスペンションが出来上がりました。さっそく、これに昨年6月に完成したタイヤ付きモータを取り付けまた。インバータ基板の電源を入れ、加速つまみを回すとタイヤは滑らかに回転しました。サスペンションが完成たことで、停滞していた車体製作に活気が戻ってきました。
今後は、3月にステアリングを本体に取り付け、4月にはブレーキとアクセルを組み込み、5月には車体に電装・制御系とカウルを取り付けます。6月のオープンキャンパスで高校生にお披露目します。