10月7日の筑波レース、初参加で完走の大健闘(2)
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こんにちは、電気電子工学科の高木です。レースの報告、その(2)です。
VIPルールで抽選を終えて戻ってくると、マイクロバスで大学を出発したメンバーが到着していました。それまで、本名君と2人で準備を進めてきまきましたが、参加メンバー全員が合流し、一挙に活気付きます。
次の作業は車検です。パワートレイングループのピット要員が、リストに従って電気自動車(カート)の仕様を確認し、車検項目との適合性を確認していきます。一通り終えたところで、大会委員に連絡すると、大会委員がカートのそばに来てくれて、車検項目を再チェックしていきます。これが通らないとレース参加できません。リスト表を、皆が真剣に見つめています。大会委員の「はい、OK」で、緊張感が一挙にほぐれます。
ドライバーの本名君は、レーシングスーツ、グローブ、シューズを履き、ヘルメットを持って、体重測定のため大会本部に向かいます。筑波レースでは、レーシングウェアを装着した体重が55kg以上と決められているからです。順番を待って体重計に乗り、体重計測を問題なくクリアしました。これで、レースへの参加資格が手に入りました。一方の応援メンバーは、車検の途中でメインスタンドに向かいました。コースが良く見えるスタンド上段に陣取り、レースの開始を待っています。
2時40分を過ぎると、コースへの入り口付近に集まるよう放送が流れます。ピット要員がカートを手押しし、ドライバーの本名君とともに進んでいきます。入り口前には、すでに多くのカートと関係者が集まっています。放送に従って、各チームはコース内に入り、抽選で決められたグリッドにカートを並べていきます。主催者側の呼びかけでドライバーがスタート地点に集まり、写真撮影が行われました。
写真撮影の和やかな時間が終わると、主催者側から「ドライバー以外はコースから出るようでるよう」指示が流れます。関係者がコースから出ると、場内はレース開始前の緊張感に包まれます。いよいよレースの始まりです。 ((3)に続く)