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つくばレースに向け、夜の学内で走り込みを続けています

2018年9月28日 (金) | 固定リンク 投稿者: プロジェクトEVスタッフ

こんにちは、電気電子工学科の高木です。 
 10月7日筑波サーキットでの電気自動車(EV)レースへの参加を目指して活動を進めています。9月の始めに、レースの申し込みをしました。チーム名は「東京工科大学 EVプロジェクト」で、カートの名前は「シリウス1号」です。申し込みの日に、参加メンバーから候補名を出してもらい、人気投票で決めました。星の中で最も明るいシリウスのように、燦然と輝いて欲しいという願いを込めました。

 レースに向け、インバータ基板のMOSFETを大容量タイプに変え、数回の試走を行いました。しかしながら、走行途中で何らかの異常が発生し、5分以上の連続運転ができない状況に陥りました。チームメンバーが集まって検討した結果、再度、MOSFETの種類変更を行いました。変更後の動作は順調で、多発した異常動作が嘘のようでした。


 
学生達が帰宅する夜を待ち、走行試験をすることにしました。学内には円形のマクドナルドがあり、その周囲を回るコースを設定しました。万が一の時の安全を確保するため、前後にLED照明をつけて車体の存在を知らせるようにしました。
 
最初の数周は、異常が起きるのではとハラハラしていましたが、カートは順調に走行し10分が経過しました。周囲が見守る中、カートは何のトラブルもなく、滑らかな走りを見せました。約20分が経過して完走できると思い始めた時、カートの速度が落ちました。駆け寄ってみると、コネクターの一か所が外れていました。すぐに接続し、走行を再開しました。そして、目標としていた30分走行を達成しました。

 MOSFETトラブルで2週間ほど悩んでいただけに、30分間の連続走行は、久々の明るい話題となりました。レースまでに、走行の信頼性を高める施策を施し、学生が帰宅した夜の時間を狙って、走行試験を繰り返します。


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