20日の説明会に30名以上が参加! 23日は全大会を開催

| 投稿者: プロジェクトEVスタッフ

こんにちは、電気電子工学科の岡田です。
 無事、2年生に進級することができました!そして今回、2度目のブログ投稿をさせていただきます。

 420()、新入生向けのEVプロジェクト説明会が開催されました。工学部機械工学科、電気電子工学科、応用化学科から30名以上の新入生が集まり、幸先のよい説明会となりました。中には2年生からもエントリーがあり、ますます賑やかになりそうです。

最初に機械工学科の本名さんからプロジェクトの概要について説明があり、続いて、昨年の学生フォーミュラを見学した結果が紹介されました。その後、パワートレイングループ4年の高橋さんによるモーターの実演や、車体フレームグループからモーターにつながるギヤーとタイヤの紹介が行われました。今後、パワートグループではモーターを4つ並べて四輪駆動を再現し、車体フレームグループはパイプ溶接により車体を組み上げます。

次回は、以下のように活動を行います。ぜひ、お越しください!

   日時: 323()1830
  場所: 研C-313(工学部会議室)
    内容: 全体会及びグループ活動

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20日にEVプロジェクトの説明会、23日に1回目の全体を開催します

| 投稿者: プロジェクトEVスタッフ

こんにちは、電気電子工学科の高木です。
 新しい年度を迎え、工学部に新1年生が入ってきました。EVプロジェクトでは、毎年、新入生を募集し、上級生からEVに関する知識や技術を伝えていく方針です。また、24年次生の中には、活動の様子を聞き、参加してみたいと思っている学生もいます。 

 そこで、EVプロジェクトについての説明会を、以下のように開催します。大学の4年間で勉強以外に何かをやりたいと思っている新入生、EVプロジェクトの活動を噂に聞いて興味を持っている24年生は、是非、参加してください。当日はモータのデモ動作なども予定しています。また、新しいメンバーが入って来たことを受けて、平成30年の第1回目の前回会を開催しますので、併せて連絡します。 

【説明会】
   日時  420日(金) 12:3013:00 (入退室随時)
   場所  研C-313(工学部 会議室)

 【第1回全体会】
   日時  423日(月) 18:3020:00
   場所  研C-313(工学部 会議室)

                                              - 以上 -

1年間の締めくくりとして振り返り会を開催しました

| 投稿者: プロジェクトEVスタッフ

こんにちは、電気電子工学科の高木です。 
昨年の4月から希望者を募集し、活動を続けてきたEVプロジェクトも、331日で1年が経過しました。1年間の活動を振り返って一区切りし、今後の活動方針を再確認するため、330日の夕方に振返り会を開催しました。

 当日は、機械工学科、電気電子工学科、応用化学科から約35名の参加があり、1年の活動報告、今後の活動計画の順で進めました。活動報告では、カウル、車体フレーム、パワートレインの活動を、各グループのリーダから報告してもらいました。カウルグループからは、試作を繰り返し、下地の型に対応したカウルができるようになったことが報告されました。車体フレームグループからは、構造解析シミュレーションを使って車体フレームを設計し、これをもとに部品の手配と加工を行っていることが報告されました。パワートレイングループからは、4車輪を個別に駆動する4セットのインバータ基板とモータの製作が終わったこと、シーケンサ(PLC)によるモータ制御系を開発していることが報告されました。

教員からは、平成30年の活動として、EV試作についてのチャレンジ目標を提示しました。「4月末までに各グループで担当モジュールを完成し、5月からカウル、車体フレーム、パワートレインを組み合わせ、617日(日)のオープンキャンパスでデモ走行を行う」です。キツメのスケジュールですが、高校生にEVを見てもらうためには、このスケジュールが望ましい状況です。メンバーからは「難しい」という声もあがりましたが、各グループに分かれて617日に間に合うスケジュールをディスカッションしました。また、振返り会の途中には、別件で会場近くにおいでになった大山工学部長から、今後の活動に関する激励の言葉もいただきました。

  EVプロジェクトのメンバーの皆様、2017年の活動、ご苦労様でした。オープンキャンパスでのデモ走行を目指し、平成30年の活動を頑張りましょう。


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PLCを使って4個のモータの加減速制御ができるようになりました

| 投稿者: プロジェクトEVスタッフ

こんにちは、電気電子工学科の高木です。
 
現在、試作中の電気自動車(EV)では、4つの車輪を4台のモータで駆動する方式をとります。アクセルやブレーキなど信号で4台のモータを同時に回転させたり、ハンドルを切る時には、前輪タイヤの回転数を、左右で調整する必要があります。このための仕組みとして、PLCprogrammable logic controller)で4個のモータを制御する構成を考えています。 

使用するPLCとして、三菱電機製のMELSEC-iQシリーズを選びました。制御点数が多く、アナログ信号も取り組めるのが特徴です。開発用ソフトが入手で開発環境が整った時期が春休みの直前だったため、休み中に有志で集まり、PLCの動作確認をすることにしました。

 ハード構成としては、アクセルやブレーキの踏み込み信号を、可変抵抗の抵抗値で模擬しました。実際のEVでは、アクセルとブレーキの回連軸に可変抵抗を取り付け、その回転により抵抗値を可変するからです。また、EVの動作スイッチは、小型の押しボタンスイッチで代用し、これらの部品をブレッドボードに配置して配線しました。
 PLCにソフトを書き込み、制御動作を確認しました。最初に入力信号に応じて、LEDONOFFするような単純な制御命令で、LEDを点灯させました。基本動作が確認できたところで、可変抵抗を使って、アクセルやブレーキによる加・減速を模擬するソフトを作成しました。今回の評価でEVに必要な一連の動作を、ソフトとPLCで実現できました。 

今後は、今回の評価結果をパワートレインメンバー全員で共有し、動作評価用に作成したソフトをベースに、実際のEV動作に必要なソフト及びハードを製作します。

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