車体フレームグループで機械加工が始まりました
| 固定リンク 投稿者: プロジェクトEVスタッフ
こんにちは,電気電子工学科の高木です。
車体フレームグループは、鉄パイプを加工して車体フレームを製作し、タイヤや運転席を取り付けていきます。車の走行性能を決め、ドライバーの安全性を確保する重要な構成要素です。このため、衝突や転倒が起きてもドライバーの安全が確保されるように、有限要素法を使った強度計算のシミュレーションを行いました。得られた結果をもとに、8月末から9月初めの夏季活動で、車体フレームの設計を完了し、必要な鉄パイプを手配しました。
鉄パイプなどの材料が納入されたことから、機械部品の加工を始めています。加工には、実験棟Aに導入された実験用加工装置を使い、機械工学科の学生が主体をなって加工を行っています。鉄パイプの加工だけでなく、モータの回転をタイヤに伝達するギヤーや鉄パイプを溶接する時に使う台の加工を行っています。EVを製作するという明確な目的があることから、真剣に加工用装置に向かってくれています。
車体フレームの姿が見えてくれば、プロジェクトメンバーの意欲も一層高まります。車体フレームグループの活躍に期待です。