2017年の学生フォーミュラに参加してEVについて調査してきました
| 固定リンク 投稿者: プロジェクトEVスタッフ
こんにちは,電気電子工学科の高木です。
9月5日~9日に、2017年の学生フォーミュラが開催されました。プロジェクトメンバーの機械工学科3年の本名敦君と、電気電子工学科1年の長谷川朝くんが、9月8日に学生フォーミュラで走行したEVの様子を調査してきてくれました。
学生フォーミュラは、大学生が参加する自動車競技の最高峰で、全国から100チームを超える参加があります。自動車競技を目指す大学チームにとって、参加できるだけでも、栄誉な大会です。毎年、9月の初旬に、静岡県の袋井市と掛川市にまたがる小山運動公園(通称エコパ)で5日間にわたって開催されています。
当日は、耐久走行(Endurance競技)が行われていました。この競技に参加できたのは参加14チーム中9チームで、5チームのEVの走行が行われていました。実際の走行を見たのは4チームで、静岡理工科大学EV、 Harbin Institute of Technology at Weihai
EV、一関工業高等専門学校/岩手大学/岩手県立大学EV、神奈川大学EVでした。
4チームのほとんどが、システムダウンでストップし、再起動して走り出しても、またダウンするという現象を繰り返していました。また、走っているときも、モータが意図したとおりに動かないようで、コースアウトやコーン倒しを繰り返していました。結局、見学した4チームで、20周を完走できたチームは1つありませんでした。
こうした大会の様子を、9月19日の決起大会で様子を報告してくれました。電気系統の信頼性が重要であることは、参加した2人、そして報告を聞いたメンバーの共通認識となりました。