溶接装置を導入して車体フレームの製作に活用します

| 投稿者: プロジェクトEVスタッフ

こんにちは,電気電子工学科の高木です。
 車体フレームグループでは,サスペンション,フレーム,コックピット,ドライブトレインの4チームに分かれ,各担当パートの設計を行っています。現在の設計作業が終わると,フレームとなる金属パイプを購入し,車体として組み立てることになります。EVを製作しているほとんどの大学では,パイプを溶接して車体を製作していますが,EVチャレンジはこれまで溶接の作業環境がありませんでした。 

活動の当初から福島 E.先生の方で「パイプの溶接をどうするか?」について検討いただいてきました。装置購入費用の問題もありましたが,溶接装置を設置して作業する場所が確保できていませんでした。その後,軽部学長,大山工学部長,茂庭学科長の御尽力で,工学部の戦略的プログラム「ロボコン」と「EVチャレンジ」の活動場所として研究棟C-121が使わせていただけることになりました。場所が確保できたことで,溶接装置を導入することに決まりました。

溶接用の装置と付帯装置として,溶接器本体,溶接器の冷却器,溶接時に発生するヒュームを吸収するヒュームコレクター,溶接用のガスを導入します。装置は納入までに約1か月かかります。8月末に予定している集中活動日までに納入され,溶接作業ができるようになれば,車体フレームの製作は一挙に進みます。

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3回目の定例会で世界の大学のEV構造を確認、その後のグループ活動

| 投稿者: プロジェクトEVスタッフ

 こんにちは。電気電子工学科3年の鹿島です。
 今回の記事内容は、2017710日に行われた3回目の定例会と、パワートレイングループの活動報告です。

【定例会】
 カウルグループ、車体フレーム、パワートレインの各リーダーが進捗報告を行いました。カウルグループは素材実験の報告を、パワートレイングループはCADでの設計報告を、パワートレイングループはハンダ付けの報告を行いました。また、各リーダーの報告後、福島先生から、EVの個々の部品、部品がモジュールに組上がった状態の構造について、世界の大学の公開しているPVを見ながら説明してもらいました。

【パワートレイングループ活動】
 12年生達は前回に引き続きはんだ付けをしました。12年達はテストが近いためか、人数がいつもよりも少なかったです。(テスト頑張ってくださいね😊)
 3年生は、高木先生からの要望で、EV全体の配線設計、EV規格指示書の翻訳など、重要度の高い作業を任されることになりました。これからEVチャレンジ活動が忙しくなる気がしてきましたね。

では、次回活動日を告知します。
 日程:717(), 時間:18:3020:00, 集合場所:実験棟A107

最後に次回の定例会を告知します。
 日程:87(), 時間:15:3020:00, 集合場所:研究棟C工学部会議室
 定例会が終わった後は、実験棟A107にてパワトレのグループ活動を行います。

EVチャレンジに興味のある方は、ぜひぜひ活動を行っている部屋に遊びに来てくださいね(*´∀`*)

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7月10日定例会 世界記録を出したクルマを例にEVの構造を説明

| 投稿者: プロジェクトEVスタッフ

EVチャレンジは、710日(月)に3回目の定例会を開催します。今回は、各グループの活動報告だけでなく、福島先生にEVの構造を詳しく説明してもらいます。1回目の定例会で、EVが組みあがっていく動画1)をみましたが、あまり理解できなかったと思います。

あれから2カ月が経過し、自分や他のグループでやろうとしていることが少しずつ分かってきています。626日の活動では、車体フレームのメンバーがパワートレインのインバータ基板とモータのサイズを測定しに来てくれました。バッテリ、モータ、基板の大きさは、車体フレームを設計する上で重要な寸法です。寸法を測定しながら、基板を入れるケースや冷却構造をどちらのグループが担当するのか話題となりました。同じように、カウルを車体フレームにどう取り付けるかも重要です。

動画では、すべての部品が最初に示され、それが少しずつ組みあがり、車になっていくところが上手く説明されています。このEVは時速100㎞までの加速時間が最短という世界記録を出しており、スイス連邦工科大学(ETH)の学生を中心とするAMZAcademic Motorsports Club Zurich)が製作しています。福島先生の説明を聞きながら動画を見れば、車の構造の全体像が理解できるはずです。
1)動画サイト:https://www.youtube.com/watch?v=ITCft4dbjuM

 【開催の直前案内】
  日時 710日(月) 18:3020:00
  場所 工学部 会議室(研C313
  内容 ① 連絡事項、各グループの進捗
      ② EVの構造説明
      ③ グループ活動


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